腸に炎症がないのにも関わらず、腹痛を伴う下痢や便秘が慢性的に起こる症状のことを指します。緊張する場面でお腹を下してしまったり、定期的に便秘になってしまう方は、過敏性腸症候群の疑いがあるといわれています。
渋滞中の車内や外出中など、トイレのないところになると催してしまうのも特徴で、酷くなると日常生活に支障をきたしてしまいます。

その名の通り、腸の働きが過敏になり過ぎていることが原因で起こります。
ただ、腸自体の機能には問題がないことが多く、腸の働きを司っている自律神経が乱れることで引き起こされる症状だと考えられています。
自律神経が乱れる原因としては、生活環境の中で受けるストレスが挙げられます。

また、
"この場所に行くと必ずと催してしまう"
"いつも同じ状況で催してしまう"
等、条件反射のような形で症状が起こる場合もあります。

当院では、まず初めに体の歪みを整えます。
体の歪みを整えると、代謝が良くなり体温の上昇が期待出来るので、腸が正常に機能しやすくなります。
そして、次に自律神経の働きを整えます。
自律神経が正常に働くと、緊張する場面などで腸が過敏に反応してしまうのを抑えることが期待出来ます。
更に、メンタルケアにより、自律神経が乱れる根本原因であるストレスを取り除きます。

また、ある特定の場面や条件で引き起こされる反応は、思考のパターンが問題になっている場合が多いため、適切なメンタルセラピーによって解決してまいります。

心と体の両方からアプローチを行ない、症状の根治を目指します。