■恐怖症の改善方法
恐怖症とは?
恐怖症とは、特定の状況(ヒト、モノ、場所、状況)に対して過剰な恐怖感を持ち、身体不調が現われるもの全般を指します。代表的な身体症状は、震えや発汗、めまい、動悸、嘔吐、過呼吸などです。
EX)対人恐怖症、閉所・暗所恐怖症、運転(乗り物)恐怖症、高所恐怖症、動物恐怖症、尖端恐怖症、不潔恐怖症、人ごみ恐怖症 …etc
恐怖症が発症する原因
現在“恐怖症”と呼ばれるものは500種類を超えていますが、根本的な仕組みや原因は共通しています。 それは、過去の恐怖体験が脳裏に焼きつき、同じ状況に遭遇した際に過去の記憶と恐怖心が蘇ってくるためです。
例えば、
・特定の人に激しい叱責を受けてから、その人(似たようなタイプの人)に遭うと動悸がする
・人前で話をした時に、頭が真っ白になって大恥をかいてから人前にでるのが怖く汗が噴き出す
・幼い頃に暗くて狭いところで怖い目に遭ってから、閉所・暗所に恐怖を感じ、めまいがする
・犬に噛まれてから、犬の声を聞いただけで足が震える …etc
このようにヒトには、過去の出来事(記憶)とその時に抱いた感情をセットにして頭の中に留めておくという仕組みがあります。そのため、過去の恐怖体験と同じような場面になると、その時の記憶と一緒に恐怖心も蘇ってくることで不調が現われてしまうのです。
当院での改善方法
恐怖症を引き起こす原因である過去の記憶と感情は、一緒にインプットされているわけですから、出来れば思い出したく無いものは消してしまいたいですよね。
そこで当院が行っているアプローチ方法は、過去の恐怖体験にくっついている嫌な感情だけを消してしまうというものです(記憶を消す訳ではございません)。
すると、これまで恐怖を感じていた場面であっても「また怖い想いをするんじゃないか」という思考が起こりにくくなり、不調の発症を防いでくれるというわけです。
例えば、犬に噛まれてから恐怖の対象になっている方であれば、犬を見たり、声を聞いたとしても冷静に対処できるようになります。
ほとんどの場面において犬は鎖に繋がれていたり、飼い主が近くにいて噛む恐れが無い状況だと思います。ですので、冷静に状況を把握することができれば「また噛まれるんじゃないか」という過剰は恐怖心は襲ってこなくなるのです。不思議な手法ですが、多くの実績がございますので、どうぞ期待を持ってお越しください!!