初期風邪の対処方法

いつも当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。

厳しい暑さが続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

本日は、初期風邪の対処方法についてのお話をさせていただきます。

初期風邪の症状として多く見られるのが、喉の痛みと鼻水ではないかと思います。

この症状が出ているとき、体内で何が起きているかと申しますと、

粘膜免疫が必死にウィルスと戦っているのです。

粘膜免疫とは文字通り、喉、鼻、気道、腸などの粘膜からウィルスが侵入するのを防ぐ機構です。

以前の記事でもお伝えしましたが、この粘膜が免疫の最前線であり、重要な役割を果たしているのです。

粘膜から分泌される粘液は強力でウィルスを絡め取って倒してしまいます。

初期風邪で大切なのは、粘膜免疫の働きを最大限に高め、サポートしてあげることになります

サポートとしてまず最初に出来ることは、睡眠時間の短縮です。

実は睡眠中というのは水分が十分に取れない状態が続く為、粘液分泌が減り、喉や気道の乾燥を引き起こしやすくなります。

喉が痛くなるタイミングとして一番多いのが起床時であることを考えても、粘膜にとって一番の大敵がこの乾燥なのです。

調子が悪い時は寝るのが良いというのは、どんな状態でも当てはまるわけではないということです。

倦怠感が出ていない状態であれば、こまめ(2~3時間に一度)に起きて水分補給をした方が治りは早くなるでしょう。

更に軽いストレッチや運動を入れることで自律神経のバランスが整いますので、鼻水も出づらくなります。

ただ私の経験上、この方法が有効なのはあくまでも初期風邪であり、発熱があったり、頭痛が酷い場合にはお勧めできません。

立っていられないほどツラい場合はやはり寝るに限りますm(__)m

ご自分の体と相談しながら、常にベストコンディションを保てるよう色々と試してみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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椎間板ヘルニアについての見解

いつも当院をご利用頂き、誠にありがとうございます。

今回は椎間板ヘルニアについてのお話をさせていただきます。

首痛や腰痛で整形外科を受診すると、レントゲンなどの画像診断で椎間板ヘルニアと言われる事があります。

椎間板とは、背骨と背骨の間にあるクッションの役割を果たしているものです。

首付近では頚椎間板、腰付近では腰椎間板と呼ばれます。

ヘルニアとはラテン語で「突出」という意味です。

椎間板に何らかの負荷が加わる事で変形、突出し、後ろを通る神経を圧迫することで痛みや痺れが出ると一般的には言われています。

病院では、神経ブロック注射でその場の痛みを抑えたり、手術で変形した椎間板を除去する治療法が勧められます。

当院でもヘルニアの診断を受けられた方がお越しくださいますが、比較的短期間(1~2ヶ月ほど)で改善に至るケースが多い印象です。

ここで、何故当院の施術で改善に至ることが多いのかを説明いたします。

まず当院では、不快な痛みや痺れが消失することを改善の定義としており、

変形した椎間板を元の状態に戻すような施術は一切行なっていないということです。

これが何を意味するかと申しますと、

椎間板ヘルニアと痛みの相関関係は薄いのではないか

ということです。

画像診断で椎間板の変形が確認されても、それが痛みの原因になっていないケースがあるのです。それも結構な割合で。

当院では、筋肉への神経伝達の機能回復が主な施術になりますが、ここが元通りになるだけで痛みが消えてしまうケースを何度も目の当たりにしてきました。

恐らくですが、当院で痛みが改善された方が病院で再度レントゲン撮影を行なえば、きっとヘルニアの診断は変わらないのではないかと思います。

これは、腰椎分離症、腰椎分離すべり症、脊柱管狭窄症などでも同じ事が言えます。

実際にレントゲンで変形が確認されると非常にショックが大きく、手術でしか解決策がないように思ってしまうのですが、大切な体にメスを入れるのはあくまでも最終手段です。

その前にすべきことが沢山ありますので、整体やカイロプラクティックなどの民間療法も視野に入れていただければと思います。

体を治す為には、とにかく調べまくって知識を増やすのが第一歩です。

これはどんな病気にも全く同じことが言えますね。

治療には色んな選択肢があることを知っていただければ幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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健康の定義は自分で決める

いつも当院をご利用頂き、誠にありがとうございます。

今回は、健康の定義についてのお話をさせていただきます。

健康の定義は人によって様々です。

健康診断や人間ドックの検査数値、医師の診断で判断される方も多いのではないでしょうか。

血圧や血糖値HbA1c、コレステロール値、γーGTP値など、検査項目は多岐に渡ります。

一昔前に比べて検査精度も高くなり、病気の早期発見が可能な時代になりました。

もちろんそれはそれで素晴らしいことではあるのですが、個人的な意見としましては、

体がどんな状態であれ、本人が自身を健康と思えるかどうか
の一点に尽きるのではないかと考えております。

あくまでも健康基準は主観的であること、他人の判断に委ねるべきではないということです。

当院でも、「健康」までのサポートをしておりますが、何をもってゴールとするのか?は重要なポイントです。

日々の症状がゼロ、完全無欠状態をゴールとするのが正しいのかということです。

これは人として生きている限り、不可能に近いでしょう。

普段の生活の中で、心身共に全く負荷がかからない状態というのはありえません。

肉体労働の後には体が痛くなりますし、人間関係がこじれたら精神的に辛い思いをし、眠れぬ夜を過ごす事になります。

大事なのは、何かしらの症状が出たとしても、ある程度気にならない状態まで回復することです。

ある程度というところがポイントで多少の症状はあって当たり前という意識を持てるようになると健康不安は随分と小さくなります。

症状は生きている証でもあり、決して忌み嫌うものではないということです。

このような気持ちで日々を過ごす事が本当の意味で健康的ではないかと私は思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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過食嘔吐症の克服に向けて

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今回は過食嘔吐症についてのお話をさせていただきます。

過食嘔吐症とは、食べ物を必要以上に食べた後に、自ら喉に手を突っ込み吐いてしまう症状です。

無理なダイエットをきっかけに発症してしまうことが多く、主に20~30代の女性に多くみられます。

主な原因として、ストレスや栄養不足による食欲の暴走と食べたことへの過剰な罪悪感の連鎖が考えられます。

当院でもこの症状についてご相談いただくことがあるのですが、

まず必ず最初にお伝えするのは、

“過食嘔吐は極めて危険な行為である”

という事です。

何故かというと、

本来、口から入った食べ物は、食道を通り、胃→十二指腸→小腸といった順で消化吸収が行なわれます。

胃では胃酸、十二指腸では膵臓(すいぞう)で作られた様々な消化酵素(アミラーゼ、リパーゼ、トリプシン等)が分泌されます。

また、膵臓では糖の代謝に必要なインスリンなどのホルモンも分泌されます。

これは全て食べ物を消化吸収しエネルギーに変える為のものであり、食べ物が体内に入ってくると同時に分泌が始まります。

しかし、過食嘔吐の場合、体内に入ってきた食べ物を無理やり逆流させ、口から排出させる為、食べ物がないのに消化酵素だけが分泌される事になります。

膵臓から出る消化酵素は特に強力で、膵臓自身に甚大なダメージを与えてしまいます。

最悪の場合、膵炎や膵臓がんなど致命的な病気を引き起こす恐れがあるのです。

ダイエット思考が強くなると、

食べ過ぎても吐いたらリセットできるから大丈夫と思ってしまいがちですが、これはあまりにもリスクが大きいのです。

食べ過ぎても吐かなければ大丈夫

これが正しい認識になります。

口から入った食べ物は必ず下から出すことがとにかく大事だということです。

過食症と過食嘔吐症では危険度がまるで違うということがお分かりいただけたかと思います。

過食嘔吐症を治していく為には、まず症状の危険性を知った上で、何があっても絶対に吐かないと心に決めることからスタートします。

過食についてはじっくりと時間をかけながら、改善を図っていきます。

多くの方は食べ過ぎているのに関わらず、質的栄養失調に陥っていますので、当院では食事内容の見直しとストレスの緩和を中心に取り組んでいきます。

他の症状に比べ、回復まで時間がかかることが多いのですが、施術だけではなく生活面まで徹底的にサポートいたしますので、お悩みの際はご相談ください。

 

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理想の睡眠時間とは?

いつも当院をご利用頂き、誠にありがとうございます!

今回は睡眠時間についてのお話です。

よく、何時間睡眠が良いのか?というご質問を頂くことが多いので、現時点での私の見解をお話しします。

結論から申しますと、
何時間でも問題ない
ということです。
一般的には7〜8時間が良いと言われていますが、これは生活パターンによって大きく変わります。

まず人が睡眠を取る理由についてですが、これは研究機関でもまだはっきりとは解明されていないようです。

疲労回復や記憶の整理など諸説ありますが、私の体感的には、“食べ物の消化吸収”が一番睡眠と密接な関係があるのではないかと思っております

沢山食べた日は消化吸収にも時間がかかるので、多くの睡眠が必要になります。
逆に食事量を少なくすると、短時間睡眠でも眠気や怠さはありません。
つまり、必要な睡眠時間は食事量に比例するのです。

「空腹だと辛くて寝れない」と言われることがありますが、これは空腹が辛くて寝れないのではなく、そもそも寝る必要が無いいうのが正しい認識になります。

睡眠でお悩みの際は、睡眠環境を整える前に食事の量と質を見直すことが必要です。

そして、“自分は〇〇時間は寝ないと調子が悪い”という思い込みを外すことです。

食事をコントロール出来さえすれば、3〜4時間睡眠でも元気に過ごせます。

これは体感しなければ正しく判断出来ませんので、興味のある方は是非試してみてくださいね^ ^

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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簡単だけど難しい? 自宅で出来る自律神経調整法

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当院では、アプライドキネシオロジーという手法を使って自律神経を調整しておりますが、
「自宅で出来るセルフケアの方法はありませんか?」
とご相談いただくことが多いので、今回は誰でも出来る上に、効果的な方法を一つご紹介いたします。

それは、温冷浴療法です。
熱いお風呂と水風呂を交互に入る方法で、10年以上前から提唱されていた方法ではあるのですが、近年のサウナブームで再び脚光を浴びつつあります。

本来は浴槽が2つ無ければ出来ないのですが、自宅のシャワーで代用が効きます。

①40℃前後のお湯を1分間浴びます(もしくは湯船に浸かります)
②15℃~20℃前後の冷水を30秒浴びます

これを3回〜5回繰り返し、必ず最後は冷水で終わらせるというものです。
その際、出来れば、呼吸は長く吸って長く吐く(3秒ほど)のが理想です。

とても簡単です^ ^

とは言うものの…
冷水を頭からかぶることなど、考えただけでも心が折れそうですよね。

ただ最近では、この冷水をふくらはぎに当てるという方法でも十分な効果が期待出来ることが分かってきているようです。

ふくらはぎというのは第二の心臓と呼ばれ、全身の血流に大きく関わっています。

ここを刺激してあげることで、血管の収縮(冷水)と拡張(お湯)が繰り返されます。
結果として全身の血行が促進され、自律神経が安定していきます。

全身の疲労感や冷え性をはじめ、花粉症やアトピー性皮膚炎、不安感やパニック症などの精神症状にも効果が期待出来るのです。

私自身やってみた感想としましては、とてもGOODです。
(ちなみに私は頭から冷水シャワーです^ ^)

回数を重ねるごとに精神面がどっしりと安定し、幸福感を常に感じられる状態になりつつあります。

最初はかなり勇気がいりますので、ぬるま湯(30℃ぐらい)から始めるのがいいと思います。

効果が実感出来るようになると病みつきになりますので、興味のある方はコツコツと続けてみてくださいね。
※心臓の弱い方はお控えください

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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ラストストローという考え方

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今回は物事の根本原因についてのお話です。

まず、“ラストストロー”という英語のことわざの紹介をさせていただきます。

直訳すると“最後の藁(わら)”です。

重い荷物を背負ったラクダに1本の藁を乗せたところ、耐えきれずに倒れてしまいました。
その時、倒れた原因は1本の藁ではなく重い荷物にあることは明白ですが、1本の藁に原因があると錯覚してしまうことが多いという話です。

例えば、腰痛が起こった場合に思い当たる原因として、
“重い物を持った”
“悪い姿勢で過ごした”
というところが挙げられます。

ただ、これはラストストローであることが多く、本当の原因は全く別のところにあります。

パニック障害やうつ病などの精神症状を発症した際でも、直近に受けたストレスはラストストローであり、最後の一押しとなっているだけの場合が多いのです。

現在、猛威を奮っているように見える感染症においてもこれは当てはまるのではないかと私は思います。
多くの疾患を抱えた状態では、1本の藁でさえも耐えることは出来ないのです。
これは昔から変わらない自然の摂理です。

ひいては、仕事上の人間関係や夫婦関係、友人関係が悪化する時でさえも、直近の喧嘩やトラブルはラストストローでしかなく、本当の原因はコミュニケーション不足の積み重ねです。

表面上のキッカケに捉われず、本質を見極める力を養うことが心身のダメージを防ぐ為の一番の護身術になります。

身体に何らかの症状が出てしまった時には、なるべく視野を広げて様々な角度から対処していきたいですね。

現在、移り変わりの激しい時代に突入しつつありますが、あくまでも周囲の動向(表面上のキッカケ)に流されず真意を掴むことが心身の健康を保つ秘訣です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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今年を振り返って

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2021年も終わりを迎えようとしています。

皆様にとって今年はどのような一年でしたでしょうか?

私個人の感想としましては、
多くの“選択”を迫られる年だったと思います。

2020年から世界的に大きな変動が起こり、2021年現在も我々はそのうねりの渦中にいます。

来年は、また新たな段階に突入していくことでしょう。

周囲の動向が気になってしまったり、多種多様な情報に惑わされることも多いかもしれません。

ここで何よりも大切になってくるのが、自身の直観です。

直観とは、思考せずに行う瞬時の意思決定のことを言います。

人は無意識下も含め、一日に約3万回の選択をしていると言われています。

普段何げなく選択しているものによって自分の人生が築かれているのです。

自分にとって最適な選択をしていく為には、理屈ではなく本能的なに頼るのが一番です。

“なんとなくコレが良さそうだ”
“なんとなくコレはやめておいた方が良さそうだ”

というように、
“なんとなく”に従って行動していけば、まず間違いはありません

その“なんとなく”が直観の本質であり、体を守る大切な武器になるのです。

義務感、責任感、世間体はこの直観を鈍らせる3大要因です。

理性が働いてしまうと直観に疑念が生じ、正常な判断が出来なくなります。

特に社会通念と真逆であったり、一般常識とかけ離れたものであればある程、直観を信じ切れなくなります。

理性をなるべく排除しつつ、あくまでも決定権は自分自身にしかなという強い意思を持って行動に移していきたいものです。

直観を磨き、大切なご自身、そしてご家族の健康と幸せを守って差し上げてくださいね。

来年も皆様にとって、素晴らしい一年になりますよう心よりお祈り申し上げます。

 

※年末年始は12/31(金)〜1/4(火)を休業とさせていただきます。

 

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皮膚常在菌と免疫の関係について

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今回は、免疫についてのお話をさせていただきます。
一番お伝えしたい内容は、
手の洗い過ぎは免疫力を下げる可能性がある
ということです。

この理由について順序立ててご説明してまいります。

まず免疫の構造についてです。

免疫とは有害な病原体から身を守る機構のことを指します。
その免疫は多層構造になっており、大きく分けると2段階あります

1段階目は、病原体を物理的に体内に入れない為の肌や粘膜(口腔、鼻腔、食道、胃、腸)です。
2段階目は、皮膚や粘膜を突破して体内に入り込んだ病原体と戦う為の細胞(白血球)です。
免疫としてよく耳にする“抗体”はこの部分に含まれます。

人体は口から肛門まで一本の筒状構造になっており、ちくわのようなイメージが分かりやすいかと思います。
外側が皮膚、中の空洞部分が粘膜です。

厳密にいうと、粘膜も外気に接しているので“体の外側”と言えるでしょう。

一般的には、2段階目である抗体の有無が免疫の中で重要視されていますが、抗体というのはあくまでも最後の砦であり、普段はほとんど発動することはないと言われています。

実は、1段階目である皮膚や粘膜が免疫の最前線であり、最大の主戦場なのです。
ほとんどの病原体はここでやられてしまいます。
それほど、この免疫機構は強力なのです。

何故かと言いますと、我々の皮膚や粘膜は、表皮ぶどう球菌、黄色ぶどう球菌を始めとした皮膚常在菌でびっしりと覆われています。
その皮膚常在菌は皮脂などを餌にして脂肪酸の皮脂膜を作り出しています。

この皮脂膜は弱酸性です。
病原体は酸性に弱く、生きることが出来ません。
つまり皮膚常在菌が作り出す皮脂膜は病原体が付着するのを防ぐバリアになるのです。

口腔や食道内、胃や腸内の粘膜にもとてつもない数(約100兆個)の細菌が存在し、体を守ってくれています。

皮膚や粘膜にこのようなバリアがしっかりと築かれていれば、病原体に体を侵されることはほぼないと言えるでしょう。

以上の事を考えますと、
過度な手洗いやアルコール消毒で皮膚常在菌をやっつけてしまうと、せっかく作られたバリアが破壊され免疫力を下げてしまう恐れがあります。

よかれと思ってやり過ぎることで、逆に感染リスクを高めてしまうのです。

あくまでも、手はほどほどに洗うのが丁度いいと言えます。
(流水で10秒〜20秒、使うのは薬用ではない固形石鹸)

よく小さなお子様が手を舐めたり何でも口に入れたりしていますが、これは色々な細菌を体内に取り込み、免疫力を高めていると言えます。

これが小さなお子様の手をアルコール消毒してはいけない理由です

綺麗にし過ぎは、アトピー性皮膚炎やアレルギー疾患の一因にもなり得ますので、お悩みの際は常在菌の存在を大切にした生活を心がけてみてください。

一般情報とは真逆の理論になりますが、体質改善の一助となれば幸いでございます。

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マイナス思考は悲観すべきものではありません

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今回はマイナス思考についてのお話です。

「マイナス思考を改善したい」
そのようなご相談は当院でもよく頂きます。
その際に私は、
「無理に改善を目指す必要はありませんよ」
とお伝えするようにしております。

理由としましては、マイナス思考は動物として元々備わっている能力の一つだからです。

古来から人はあらゆる危険に遭遇してきました。

原始時代には外敵である肉食動物が何よりの脅威でした。
現代では動物への脅威はなくなりましたが、地震や台風などの天災、そして今まさに世界中で混乱を招いている感染症が挙げられます

目に見えない恐怖というのは想像力がマイナスに働きますので、精神的にしんどくなる方が多いのは確かです。

ただ、マイナス思考をフルに働かせることで、自分が取るべき行動について熟考できるとも言えるのです。

日本には、
「石橋を叩いて渡る」
「転ばぬ先の杖」
ということわざがあります。

どちらも慎重かつ丁寧に物事を進めることに対する比喩で嫌なイメージはないはずです。

そもそもマイナス思考というネーミングが嫌な印象を与えてしまっているだけで、言い方を変えれば「危機回避的思考」とも言えます

危機に面した時にどういう行動をとるべきか?

どのような選択をするべきか?

周りの皆と同じ選択でいいのか?

など、自分の頭で何度も何度も考え導き出した答えは、危機を回避することに繋がっていくのです。

責任感、義務感、世間体などを過剰に意識すると、本当に大切な選択を誤ってしまう恐れがあります。

マイナス思考に悩まれている方は、そのマイナス思考が自分の身を守ることもあるということを今一度噛み締めてみるのもいいかもしれません。

私もどちらかというとマイナス思考が強く働く人間だという自覚がありますが、日々楽しく過ごしております。

大切なご自身、そしてご家族の健康と幸せを守って差し上げてくださいね^ ^

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