食事療法の基本的な考え方について

いつもブログをご覧いただき、誠にありがとうございます。

今回は食事療法についてのお話です。

食事と健康は切っても切れない関係にあり、何か体に不調が出たタイミングで見直すことが多いのではないでしょうか?

何を食べ、何を避けるべきかについては、現在では様々な本も出ていますし、ネット情報も豊富で勉強しやすい時代になりました。

体にとってなるべく優しいものを…との思いが強くなると無添加&オーガニック思考に傾倒しがちになります。

ただ、実際に無添加生活を始めようとすると、売り場が極端に限られてくる上に金銭的にもかなりの負担になり継続するのが困難になります。

その結果、無添加生活が出来ないストレスでかえって体調を崩してしまうことになりかねません。

農薬や添加物を気にするあまり、何も食べられずに栄養不足に陥ってしまうケースも。

こうなってしまっては本末転倒です。

こうならない為には基本的な考え方の軸が必要になります。

それは、

同じ食品を食べ続けない

ということです。

毎日習慣的に摂るものを見直すのです。

これは食べ物にしても飲み物にしても同じです。

なるべく分散させるという考え方です。

体に良いといわれる食品であっても、毎日過剰に摂りすぎると毒になることもありうるのです。

わずかな水の滴でも岩に一点集中で長年落とし続けると穴が開くそうですが、そのイメージに近いです。

こつこつ積み上げた努力が実を結ぶたとえに使われることが多いのですが、食においては生活習慣病といわれるような病気の一因になるのではないかと私は思っているぐらいです。

その為、私はお越し頂いた方には“なるべく沢山の種類の食品を摂りましょう”とだけお伝えするようにしています。

“少量多品種”を意識するだけで生活習慣病になる確率を大幅に減らすことが出来る可能性があります。

水の滴をシャワーに変えれば岩に穴は開かないのです。

食事療法を始めたいけど、どこから手を付けていいか分からないという方は分散の意識を持つことからスタートされるといいと思います(^^

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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自律神経失調症が快方に向かうキッカケ

いつも当院のブログをご覧頂き、誠にありがとうございます。

今回は自律神経失調症についてのお話です。

まず自律神経失調症とは体内を司る自律神経の働きが鈍ることで起こる症状の総称で、倦怠感や微熱が続いたり、めまいやふらつき、動悸息切れ、手足の痺れ、不安や焦燥感など症状は人によって異なり、多岐に渡ります。

病院の検査で異常が見つからない場合にそう診断されることが多く、自然回復を待つしかないケースが多いようです。

ただ、この自然回復が上手く起こらない場合は体調不良が何年も続いたりして生活に支障をきたしてしまいます。

その場合は、自然回復を促す何かしらのキッカケが必要になります。

当院では、そのキッカケの一つとして施術をご提供しているわけですが、

人によっては妊娠出産によるホルモンバランスや精神面の変化がキッカケになることもありますし、

なんとウィルス感染がキッカケになることもあるのです。

ウィルス感染がキッカケになると言うと信じられないかも知れませんが、理由として一番に考えられるのが発熱です。

発熱は体を守る免疫反応の一つで、体温が上がる事で全細胞(特に白血球)が活性化して体内に侵入したウィルスを倒すのです。

当院の施術を受けた後に好転反応として発熱することもあり、体にとってプラスであることは間違いありません。

よほどの事でない限り解熱剤を飲まない方がいいのはこういった理由があるからです。

発熱し体が戦闘態勢に入ることで元々あった自律神経失調症も一緒に消えてしまったのではないかと考えられます。

当院でも少数ですがそういった事例はございます。

調べてみると、酷い風邪をキッカケに癌が快方に向かったりすることが実際にあるようで、とても興味深いなと思う次第です。

ただ今回お伝えしたい事は、長引く自律神経失調症を治すためにはキッカケが必要であるということであり、狙って風邪をひこうという事ではございません。

適切な食事(少量多品種)、適度な運動(軽く息が上がる程度)など、生活習慣の見直しを図ることで体温を上げて自然回復するのが理想的であると言えます。

あとは心の問題として、やるしかない環境に身を置くことで吹っ切れるケースもあるのです。

もちろんタイミングは慎重に計るべきだとは思いますが、最後の最後は勇気を出して飛び込むことも必要なのかもしれません。

当院としても最大限のサポートをいたしますので、お悩みの際はご相談ください。

 

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施術後に痛みが移動する理由について

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今回は、施術後のお体の変化についてお話をさせていただきます。

来院中の方によくご報告いただく内容として、“痛む箇所が移動する”というものがあります。

例えば、腰痛の改善が目的でご来院された方の場合、施術後しばらくしてからに痛みが出てくる場合がございます。

元々全く痛みがなかった箇所ですので、“悪化したのでは?”とご不安に思われるかもしれませんが、これは改善の過程でよく出てくる反応ですので全く問題はございません。

痛みというのは治癒反応の一つとして捉えることが出来ますので、ご本人様が認識されていなかっただけで、膝も治す必要があったということになります。

それに、痛みが出る優先順位というのも存在しており、一番痛みが強い所にフォーカスします。

痛みの度合いとして、腰>膝だったものが腰<膝になることで膝に痛みが集中することも考えられます。

慢性的な腰痛を抱えてる方でも、小指をタンスの角にぶつけると小指が痛すぎて腰痛を感じにくくなるのと原理はよく似ています。

特別な例として、女性の生理痛が改善に向かうタイミングでイライラ感が増大することもあるのです。

体の痛みと心の症状は別物と捉えられがちですが、私が見てきた限りでは同列にある印象です。

最もツラい所にフォーカスするというのが体に備わっている仕組みでもありますので、痛みの消失と出現に一喜一憂せずに改善過程を客観的に見ていただければと思います。

改善までの過程はこちらからご覧いただくことが出来ます。

良くなるまではどうしても不安が付き物ですので、些細なことでも構いませんのでいつでも気軽にご相談くださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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初期風邪の対処方法

いつも当院をご利用いただき、誠にありがとうございます。

厳しい暑さが続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

本日は、初期風邪の対処方法についてのお話をさせていただきます。

初期風邪の症状として多く見られるのが、喉の痛みと鼻水ではないかと思います。

この症状が出ているとき、体内で何が起きているかと申しますと、

粘膜免疫が必死にウィルスと戦っているのです。

粘膜免疫とは文字通り、喉、鼻、気道、腸などの粘膜からウィルスが侵入するのを防ぐ機構です。

以前の記事でもお伝えしましたが、この粘膜が免疫の最前線であり、重要な役割を果たしているのです。

粘膜から分泌される粘液は強力でウィルスを絡め取って倒してしまいます。

初期風邪で大切なのは、粘膜免疫の働きを最大限に高め、サポートしてあげることになります

サポートとしてまず最初に出来ることは、睡眠時間の短縮です。

実は睡眠中というのは水分が十分に取れない状態が続く為、粘液分泌が減り、喉や気道の乾燥を引き起こしやすくなります。

喉が痛くなるタイミングとして一番多いのが起床時であることを考えても、粘膜にとって一番の大敵がこの乾燥なのです。

調子が悪い時は寝るのが良いというのは、どんな状態でも当てはまるわけではないということです。

倦怠感が出ていない状態であれば、こまめ(2~3時間に一度)に起きて水分補給をした方が治りは早くなるでしょう。

更に軽いストレッチや運動を入れることで自律神経のバランスが整いますので、鼻水も出づらくなります。

ただ私の経験上、この方法が有効なのはあくまでも初期風邪であり、発熱があったり、頭痛が酷い場合にはお勧めできません。

立っていられないほどツラい場合はやはり寝るに限りますm(__)m

ご自分の体と相談しながら、常にベストコンディションを保てるよう色々と試してみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

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椎間板ヘルニアについての見解

いつも当院をご利用頂き、誠にありがとうございます。

今回は椎間板ヘルニアについてのお話をさせていただきます。

首痛や腰痛で整形外科を受診すると、レントゲンなどの画像診断で椎間板ヘルニアと言われる事があります。

椎間板とは、背骨と背骨の間にあるクッションの役割を果たしているものです。

首付近では頚椎間板、腰付近では腰椎間板と呼ばれます。

ヘルニアとはラテン語で「突出」という意味です。

椎間板に何らかの負荷が加わる事で変形、突出し、後ろを通る神経を圧迫することで痛みや痺れが出ると一般的には言われています。

病院では、神経ブロック注射でその場の痛みを抑えたり、手術で変形した椎間板を除去する治療法が勧められます。

当院でもヘルニアの診断を受けられた方がお越しくださいますが、比較的短期間(1~2ヶ月ほど)で改善に至るケースが多い印象です。

ここで、何故当院の施術で改善に至ることが多いのかを説明いたします。

まず当院では、不快な痛みや痺れが消失することを改善の定義としており、

変形した椎間板を元の状態に戻すような施術は一切行なっていないということです。

これが何を意味するかと申しますと、

椎間板ヘルニアと痛みの相関関係は薄いのではないか

ということです。

画像診断で椎間板の変形が確認されても、それが痛みの原因になっていないケースがあるのです。それも結構な割合で。

当院では、筋肉への神経伝達の機能回復が主な施術になりますが、ここが元通りになるだけで痛みが消えてしまうケースを何度も目の当たりにしてきました。

恐らくですが、当院で痛みが改善された方が病院で再度レントゲン撮影を行なえば、きっとヘルニアの診断は変わらないのではないかと思います。

これは、腰椎分離症、腰椎分離すべり症、脊柱管狭窄症などでも同じ事が言えます。

実際にレントゲンで変形が確認されると非常にショックが大きく、手術でしか解決策がないように思ってしまうのですが、大切な体にメスを入れるのはあくまでも最終手段です。

その前にすべきことが沢山ありますので、整体やカイロプラクティックなどの民間療法も視野に入れていただければと思います。

体を治す為には、とにかく調べまくって知識を増やすのが第一歩です。

これはどんな病気にも全く同じことが言えますね。

治療には色んな選択肢があることを知っていただければ幸いです。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

 

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健康の定義は自分で決める

いつも当院をご利用頂き、誠にありがとうございます。

今回は、健康の定義についてのお話をさせていただきます。

健康の定義は人によって様々です。

健康診断や人間ドックの検査数値、医師の診断で判断される方も多いのではないでしょうか。

血圧や血糖値HbA1c、コレステロール値、γーGTP値など、検査項目は多岐に渡ります。

一昔前に比べて検査精度も高くなり、病気の早期発見が可能な時代になりました。

もちろんそれはそれで素晴らしいことではあるのですが、個人的な意見としましては、

体がどんな状態であれ、本人が自身を健康と思えるかどうか
の一点に尽きるのではないかと考えております。

あくまでも健康基準は主観的であること、他人の判断に委ねるべきではないということです。

当院でも、「健康」までのサポートをしておりますが、何をもってゴールとするのか?は重要なポイントです。

日々の症状がゼロ、完全無欠状態をゴールとするのが正しいのかということです。

これは人として生きている限り、不可能に近いでしょう。

普段の生活の中で、心身共に全く負荷がかからない状態というのはありえません。

肉体労働の後には体が痛くなりますし、人間関係がこじれたら精神的に辛い思いをし、眠れぬ夜を過ごす事になります。

大事なのは、何かしらの症状が出たとしても、ある程度気にならない状態まで回復することです。

ある程度というところがポイントで多少の症状はあって当たり前という意識を持てるようになると健康不安は随分と小さくなります。

症状は生きている証でもあり、決して忌み嫌うものではないということです。

このような気持ちで日々を過ごす事が本当の意味で健康的ではないかと私は思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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過食嘔吐症の克服に向けて

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今回は過食嘔吐症についてのお話をさせていただきます。

過食嘔吐症とは、食べ物を必要以上に食べた後に、自ら喉に手を突っ込み吐いてしまう症状です。

無理なダイエットをきっかけに発症してしまうことが多く、主に20~30代の女性に多くみられます。

主な原因として、ストレスや栄養不足による食欲の暴走と食べたことへの過剰な罪悪感の連鎖が考えられます。

当院でもこの症状についてご相談いただくことがあるのですが、

まず必ず最初にお伝えするのは、

“過食嘔吐は極めて危険な行為である”

という事です。

何故かというと、

本来、口から入った食べ物は、食道を通り、胃→十二指腸→小腸といった順で消化吸収が行なわれます。

胃では胃酸、十二指腸では膵臓(すいぞう)で作られた様々な消化酵素(アミラーゼ、リパーゼ、トリプシン等)が分泌されます。

また、膵臓では糖の代謝に必要なインスリンなどのホルモンも分泌されます。

これは全て食べ物を消化吸収しエネルギーに変える為のものであり、食べ物が体内に入ってくると同時に分泌が始まります。

しかし、過食嘔吐の場合、体内に入ってきた食べ物を無理やり逆流させ、口から排出させる為、食べ物がないのに消化酵素だけが分泌される事になります。

膵臓から出る消化酵素は特に強力で、膵臓自身に甚大なダメージを与えてしまいます。

最悪の場合、膵炎や膵臓がんなど致命的な病気を引き起こす恐れがあるのです。

ダイエット思考が強くなると、

食べ過ぎても吐いたらリセットできるから大丈夫と思ってしまいがちですが、これはあまりにもリスクが大きいのです。

食べ過ぎても吐かなければ大丈夫

これが正しい認識になります。

口から入った食べ物は必ず下から出すことがとにかく大事だということです。

過食症と過食嘔吐症では危険度がまるで違うということがお分かりいただけたかと思います。

過食嘔吐症を治していく為には、まず症状の危険性を知った上で、何があっても絶対に吐かないと心に決めることからスタートします。

過食についてはじっくりと時間をかけながら、改善を図っていきます。

多くの方は食べ過ぎているのに関わらず、質的栄養失調に陥っていますので、当院では食事内容の見直しとストレスの緩和を中心に取り組んでいきます。

他の症状に比べ、回復まで時間がかかることが多いのですが、施術だけではなく生活面まで徹底的にサポートいたしますので、お悩みの際はご相談ください。

 

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理想の睡眠時間とは?

いつも当院をご利用頂き、誠にありがとうございます!

今回は睡眠時間についてのお話です。

よく、何時間睡眠が良いのか?というご質問を頂くことが多いので、現時点での私の見解をお話しします。

結論から申しますと、
何時間でも問題ない
ということです。
一般的には7〜8時間が良いと言われていますが、これは生活パターンによって大きく変わります。

まず人が睡眠を取る理由についてですが、これは研究機関でもまだはっきりとは解明されていないようです。

疲労回復や記憶の整理など諸説ありますが、私の体感的には、“食べ物の消化吸収”が一番睡眠と密接な関係があるのではないかと思っております

沢山食べた日は消化吸収にも時間がかかるので、多くの睡眠が必要になります。
逆に食事量を少なくすると、短時間睡眠でも眠気や怠さはありません。
つまり、必要な睡眠時間は食事量に比例するのです。

「空腹だと辛くて寝れない」と言われることがありますが、これは空腹が辛くて寝れないのではなく、そもそも寝る必要が無いいうのが正しい認識になります。

睡眠でお悩みの際は、睡眠環境を整える前に食事の量と質を見直すことが必要です。

そして、“自分は〇〇時間は寝ないと調子が悪い”という思い込みを外すことです。

食事をコントロール出来さえすれば、3〜4時間睡眠でも元気に過ごせます。

これは体感しなければ正しく判断出来ませんので、興味のある方は是非試してみてくださいね^ ^

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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簡単だけど難しい? 自宅で出来る自律神経調整法

いつも当院をご利用頂き、誠にありがとうございます。

当院では、アプライドキネシオロジーという手法を使って自律神経を調整しておりますが、
「自宅で出来るセルフケアの方法はありませんか?」
とご相談いただくことが多いので、今回は誰でも出来る上に、効果的な方法を一つご紹介いたします。

それは、温冷浴療法です。
熱いお風呂と水風呂を交互に入る方法で、10年以上前から提唱されていた方法ではあるのですが、近年のサウナブームで再び脚光を浴びつつあります。

本来は浴槽が2つ無ければ出来ないのですが、自宅のシャワーで代用が効きます。

①40℃前後のお湯を1分間浴びます(もしくは湯船に浸かります)
②15℃~20℃前後の冷水を30秒浴びます

これを3回〜5回繰り返し、必ず最後は冷水で終わらせるというものです。
その際、出来れば、呼吸は長く吸って長く吐く(3秒ほど)のが理想です。

とても簡単です^ ^

とは言うものの…
冷水を頭からかぶることなど、考えただけでも心が折れそうですよね。

ただ最近では、この冷水をふくらはぎに当てるという方法でも十分な効果が期待出来ることが分かってきているようです。

ふくらはぎというのは第二の心臓と呼ばれ、全身の血流に大きく関わっています。

ここを刺激してあげることで、血管の収縮(冷水)と拡張(お湯)が繰り返されます。
結果として全身の血行が促進され、自律神経が安定していきます。

全身の疲労感や冷え性をはじめ、花粉症やアトピー性皮膚炎、不安感やパニック症などの精神症状にも効果が期待出来るのです。

私自身やってみた感想としましては、とてもGOODです。
(ちなみに私は頭から冷水シャワーです^ ^)

回数を重ねるごとに精神面がどっしりと安定し、幸福感を常に感じられる状態になりつつあります。

最初はかなり勇気がいりますので、ぬるま湯(30℃ぐらい)から始めるのがいいと思います。

効果が実感出来るようになると病みつきになりますので、興味のある方はコツコツと続けてみてくださいね。
※心臓の弱い方はお控えください

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

 

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ラストストローという考え方

いつも当院をご利用頂き、誠にありがとうございます。

今回は物事の根本原因についてのお話です。

まず、“ラストストロー”という英語のことわざの紹介をさせていただきます。

直訳すると“最後の藁(わら)”です。

重い荷物を背負ったラクダに1本の藁を乗せたところ、耐えきれずに倒れてしまいました。
その時、倒れた原因は1本の藁ではなく重い荷物にあることは明白ですが、1本の藁に原因があると錯覚してしまうことが多いという話です。

例えば、腰痛が起こった場合に思い当たる原因として、
“重い物を持った”
“悪い姿勢で過ごした”
というところが挙げられます。

ただ、これはラストストローであることが多く、本当の原因は全く別のところにあります。

パニック障害やうつ病などの精神症状を発症した際でも、直近に受けたストレスはラストストローであり、最後の一押しとなっているだけの場合が多いのです。

現在、猛威を奮っているように見える感染症においてもこれは当てはまるのではないかと私は思います。
多くの疾患を抱えた状態では、1本の藁でさえも耐えることは出来ないのです。
これは昔から変わらない自然の摂理です。

ひいては、仕事上の人間関係や夫婦関係、友人関係が悪化する時でさえも、直近の喧嘩やトラブルはラストストローでしかなく、本当の原因はコミュニケーション不足の積み重ねです。

表面上のキッカケに捉われず、本質を見極める力を養うことが心身のダメージを防ぐ為の一番の護身術になります。

身体に何らかの症状が出てしまった時には、なるべく視野を広げて様々な角度から対処していきたいですね。

現在、移り変わりの激しい時代に突入しつつありますが、あくまでも周囲の動向(表面上のキッカケ)に流されず真意を掴むことが心身の健康を保つ秘訣です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 

 

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