どのような塩を選ぶべきか?

いつも当院をご利用頂き誠にありがとうございます!

今回は体質改善の為に普段どのような塩を選ぶべきかをお話しさせていただきます。

結論から申しますと、当院では
非加熱製法で作られた海塩をお勧めしております。

まず市販されている塩は、海塩もしくは岩塩です。

海塩は海水を蒸発させて作られたもの、岩塩は海水が含まれた地層を採掘し粉砕したものです。

岩塩は日本では取れず100%外国産ですので、日本で昔から馴染み深いのは海塩になります。

実はその海塩にも製法が様々あるのです。

大きく分けると、加熱塩か非加熱塩の2種類です。

海水を加熱して水分を飛ばし、短時間で結晶化させたものを加熱塩、天日と風の力を使って時間をかけて結晶化させたものを非加熱塩と呼びます。

・なぜ非加熱塩を選ぶべきなのか?

海水には塩化ナトリウム以外にも体にとって必要なミネラル(カリウム、カルシウム、マグネシウム等)や微量元素(鉄、亜鉛、ニッケル、クロム等)が沢山(約70種類)含まれています。

ですが、海水を結晶化する際に加熱をすることでミネラルや微量元素が飛んでしまい、ほぼ塩化ナトリウムのみの塩になってしまうのです。

摂り過ぎると高血圧の原因になると言われているのはこの加熱塩です。

天日と風の力だけで時間をかけて結晶化された非加熱塩は、ミネラルや微量元素がちゃんと残っています。

また塩の主成分である塩化ナトリウムに関しても、非加熱のものですと体内で塩素イオンとナトリウムイオンに電離しやすく、不要な老廃物の排出を後押ししてくれるのです。

この非加熱塩の作用によって貧血や生理痛、肌荒れやアトピーなどの慢性不調の改善事例も数多く報告されています。

・加熱塩と非加熱塩の見分け方

これは塩のパッケージの裏面に書いてある“工程”という項目をチェックすれば一発でわかります。

工程に“天日”とのみ書かれていたら非加熱塩、それ以外は加熱塩ということになります。

工程に“イオン膜” “逆浸透膜” “立釜” “平釜” “溶解” “乾燥” “焼成” 等と書かれているものは加熱塩に分類されます。

恐らく一般的なスーパーで非加熱塩を取り扱っている所はかなり少ないので、ネットで“非加熱塩”と検索し購入するのがベターでしょう。

私自身も非加熱塩を摂り始めてから体調がより良くなってきており、特に胃腸の調子や肌質に大きな変化を感じております。

体調に不安がある方や健康意識が高い方は是非試してみてください^ ^

最後までお読みいただきありがとうございました!

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